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腕時計徒然記

腕時計と音楽と人生についての独断と偏見に満ちた駄文を!!(最近は音楽放浪記か?はたまたこれからは靴廃人記となるか?)
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はじめに(ご挨拶と当ブログについて)


 お寄り下さり有難う御座います。

 人間にとって時という概念は、宇宙の運行とは切っても切り離せない関係にあります。
 1年という単位は地球が太陽を1周する事から算定し、1日という単位は地球の自転より算出しています。それを24等分し時間、更にそれを60等分して分、さらに・・・・・・
 それを考えると、腕時計というものは、まさに宇宙における地球の運行そのものを腕に巻いて計測しているのと同義なのではないでしょうか?

 私は腕時計が好きで、かなりの数を所有しています。
 
 上記のような高尚な理由からではなく、その場その時の「あっ!これいいじゃん!!」、「う~ん、これカッコイイ!!」という勢いと物欲だけで購入におよび、今やその数は100を超えているでしょうか(電池切れや故障、ベルト無しを入れると200以上!?)。
 
 端から見ると愚かしいと思われるでしょうが、好きなんだから止められません。
 
 自分で言うのもなんですが、取り付かれているとしか言いようがないですね、もう病気と言ってもいいでしょう。
 かみさんがなんだかんだ言っても、「ギャンブルや女遊びするよりはマシだろう!!」と脅しを入れる始末で、いやはやまったくもうという有様で・・・

 さて、ここで高価な腕時計について語っても、所詮は付け焼刃、そういうものは別のところに素晴らしいサイトが幾らでもありますから、当方なんぞはとても太刀打ちできません。

 そこで私は、主に通常の時計店や百貨店の時計売り場には置いてない腕時計について語ろうと思います。
 
 「なんじゃそりゃ!」って声が聞こえてきそうですが、それは、ホームセンターやディスカウントストアの片隅で、ひっそりと、ビニールに入ってぶら下がっているような安価(チープ)な腕時計についてです。
 時計としての機能は十分すぎるほどありながら、安いがゆえに使い捨てられ、朽ち果てていくこれらの腕時計について、愛着をこめて語っていきたいと思います。


 【追記】
 筆者は、完ぺき主義なのか?過去記事に対しても、結構な頻度で加筆を行います。ですから、最初に読んだ時とかなり違っていたりするので、過去記事も暫らくしたら読み返してみることをお勧めいたします。
 また、お時間があるなら最初の方からお読みになった方が、筆者の意図することや個々の記事で述べていることがご理解いただける思います。

 最近はちょっと筆者は脱線気味というか、暴走気味なところはありますが、このブログは時計と共に人生やその他諸々を語るところですので、ご了承下さい。

 なお、どんな事でもかまいませんので、お気軽にコメントをお寄せいただけるとうれしいです。


 お詫び
 ブログを始めて10年以上たっていますので、初期の記事に貼ってあるリンク等が切れていたりしますが、ご容赦ください。

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[ 2037/01/01 00:00 ] はじめに | TB(0) | CM(12)

読書三昧 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 『戦争は女の顔をしていない』

ちょっと、御無沙汰してしまいましたが、元気に働いております。
と言っても、週2日だけなんですが・・・
あまりに暑いので時計の事なんか、どっかにすっ飛んでいっちゃってますねぇ~

さて、表記の作品は、2015年度のノーベル文学賞を受賞した、ベラルーシ出身のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチが、1984年に出版した第一作目の作品です。

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ


彼女はベラルーシ人ですが、母親の故郷ウクライナで生まれ、父親の故郷ベラルーシで育ちました。

この作品の日本語訳は2008年7月に群像社より刊行されました。

前回、紹介した砂川文次の「小隊」よりも2年も前に読んでおりましたが、最近、逢坂冬馬の「同志少女よ敵を撃て」が、ウクライナ侵攻がらみで語られていたので、この本を思い出して再読しました。

この本は、ソビエト連邦時代の500人を超える女性兵士の聞き書きを集めたノンフィクションです。

先の大戦で、女性が一般兵士として大量に従軍した国は当時のソビエト連邦だけで、100万人超える女性たちが戦いに参加したというから驚きです。それ以外にレジスタンス活動やパルチザン部隊に参加していた女性も大勢いる訳です。
また、この人たちはロシア人だけでなく、ベラルーシ人もウクライナ人もタジク人もいるのです。

そこにはどれだけのドラマがあるのでしょうか?

男性の視点で書かれている、巷にあふれている戦記物とは一線を画しています。

証言者がすべて女性で、飛行士もいれば、歩兵、砲兵、工兵、戦車兵、狙撃手、機関銃手、運転手、兵站、調理員、洗濯員、野戦病院の看護婦、医師、一般兵士、下士官、将校、音楽家、地下活動家、パルチザン等々とバラエティーに富んだ証言者たちです。

この本のすごさは、ちょっと、男の私には説明できないですねぇ~
根本的に状況把握の仕方が、男性とは違っています。

そんな国家の英雄だった彼女たちは、今度は生きて帰還した国で、さらに戦うことを余儀なくされました。
女として、妻として、母親として、何と戦ったか?

それは、読んでもらうしかないですねぇ~。


それにしても、戦争って、いったい何なんでしょう?

結果には意味があるのかもしれませんが、その過程というものは人間としては全く意味がない事だとと思います。
そこから、いろいろな人間ドラマが生まれますが、戦争をしなければ、本来そんなドラマは必要ない訳で・・・

憲法で戦争を放棄した我が国でも、敵が攻めてきたら戦うと言う事は、やはり、「専守防衛」でそれはイコール「本土決戦」って事になってしまう訳で、それは紛争ではなく、戦争になってしまうんでしょうねぇ~

個別的、集団的自衛権をどう解釈するか?
なんでしょうけど・・・



 日本国憲法前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。


日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。


第二章 戦争の放棄
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。



国際連合憲章51条
この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持または回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。



やはり、戦争反対!!







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[ 2022/07/31 19:10 ] 最近読んだ本 | TB(0) | CM(0)

妄想ロック喫茶「Hard Rock Cafe」 Vol.29 [2022/06/30]

 なんと、当ロック喫茶が約6年の休業期間を経て、無事復活しました!

 お待たせしました!
 って、誰も待ってないような気がしますが・・・

 最近、当ロック喫茶のオヤヂが、散歩をしながら、ワイヤレスヘッドフォンでよく聴いているのがこのグループです。
 

 大学生だった1980年当時、輸入盤専門のレコード屋でバイトしている時、1枚だけアメリカから入ってきて、試しに聴いたらぶっ飛んじゃったってアルバムです。
 当時、オヤヂはMOD’S気取りで、聴いている音楽はパンクかニューウェーブばかりでしたねぇ~(遠い目)
 
 店頭でこればっかりかけていて、店長によく怒られましたなぁ~

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 当時は情報が全然なくて、3人組の女の子バンドにしては、演奏がうまくてカッコいいなぁ~と思ってました。

 これは2003年にCDで再発されたもの。
コルベッツ
↑上をクリックすると聴けます。↑


 「ニッキー・アンド・ザ・コルベッツ」は、1977年に結成、1981年に解散したアメリカのガールズパンクバンド。
 ニッキー・コルベット(ジャケット写真中央)をリードボーカルに、コーラスとしてロリ・ジェリ(写真左)とサリー・ディー(写真右)の3人組。
 
 ギター、ベース、ドラムのメンバーは判りませんが、彼女たちではなさそうですね~

 コルベッツ2
 コルベッツ3

 彼女たちのその後については、筆者は全く知らなかったのですが・・・

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 な~んと、2018年に6度目となるジャパンツアーをやっていただと~
 
 2004年に初来日って・・・
 
 詳しくはここの記事で!

 一部では熱狂的な人気があったんですねぇ~

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 それにしても、時間の流れは残酷だなぁ~、なんて言っちゃダメ!!

 今の、じいさん、ばあさんだって、み~んな、40年以上前は若かったの!!





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[ 2022/06/30 17:00 ] Hard Rock Cafe | TB(0) | CM(0)

腕時計の小世界 その127. 「何はなくともペアウォッチ」

 このところは6月なのに猛暑日が続いて、定年後の日課にしていた散歩にも行けず、ちょっと、暇を持て余し気味の筆者です。

 以前ちらりと書きましたが、7月からは勤務していた社会福祉法人内の別の施設で、週1日勤務することになりました。8月からは週2日の予定です。
 体調との相談ですが増やせても週3日が限度かもしれません。

 まあ、「もう年金を貰えるんだから働かなくてもいいでしょう?」っていう人もいますが、なにせ、平均報酬月額が低い職種だったので、貰える額は平均以下ですし、退職金なども大手企業はおろか、中小企業の平均の半分くらいなので、悠々自適の引退生活なんかは到底無理な感じですねぇ~

 それでも歳下のかみさんが元気に働いてくれているので、なんとか、夫婦二人でつましく暮らしております。

 筆者が現役の時などは、人生の節目の時や、夫婦の周年記念日などには高価な時計を買ったり贈ったりしましたが、引退したらもうそういう訳にはいかないでしょう。
 退職金で欲しかった、ブライトリングのコスモノートも、孫の腕時計やランドセルや保育園道具やおもちゃなど、いろいろな物になってしまいました。
 もう、宝くじにでも当たらなければ手には入らないでしょうねぇ~ トホホ・・・

 命どぅ宝(ぬちどぅたから)
 まぁ、じいじにとっちゃぁ~コスモノートより子供や孫が喜ぶ顔の方が大事ですからねぇ~

 それでも、誕生日や結婚記念日なんかには、「いっぱいあるから、もう要らない」って言うかみさんに、せっせと見場の良い、耐久性は度外視した安時計を貢でいるんですから、常人からすると首をかしげざるをえないのでしょうな・・・

 いや~、レディースの腕時計には、安価でも可愛い腕時計がいっぱいあるんですよ。
 
 メンズのなんかは、夢も希望もなくなってしまうようなものばかりなんですけどね。

 そういう訳で、今日は『サン・フレイム』の「J-Axis」から、ペアになりそうな腕時計を選んでみようと思います。
 
 これなんかはクラシックな形ですよねぇ~
 
 楕円ケースで白蝶貝のダイヤルです。
 両方ともいい感じですねぇ~
 

 そうだ!ペアウォッチだった!!
 
 う~ん、なかなか難しいなぁ~

 
 見やすい時計で5気圧防水のこれなんかどうでしょうか?
 
 このブログでは見慣れた感じですね。
 この時計はDバックルで着脱がしやすそうです。
 
 
 ブレスタイプの10気圧防水です。

 夏には良いかもしれません。


 ちょっと変わって、ローマ数字があしらわれた

 夏らしい青い文字板です。

 
 ゴールドのシンプルウォッチ

なにやら、紺や黒の文字板に金のインデックスだと高級感が漂います。


 さ~て、来月の小遣いで何を買おうかなぁ~

 えっ、「もう止めなさい!」ですか?
 
 そうかもしれませんねぇ~



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[ 2022/06/29 06:30 ] 腕時計の小世界 | TB(0) | CM(0)
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Author:pico32


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不良老年
ただし、今流行りのちょいワルオヤヂではない。
ガキのころからの不良である。

そんなオヤヂの時計や諸々の放談

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