腕時計徒然記

腕時計と音楽と人生についての独断と偏見に満ちた駄文を!!(最近は音楽放浪記か?はたまたこれからは靴廃人記となるか?)
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P氏の華麗なる日常 7

 さて、旦那と姐御、MとS君の4人はユニクロにやってきました。

 「いやぁ、混んでますネ~」

 「さすが、ユニクロだ」(4人共キョロキョロしてます。まるで上野駅に着いた修学旅行生のようですな〈古い〉)

 「ユニクロってそんなに凄いのですか~?」

 「あたりめーよ。なんてったって、アロマニだからな・・・いや、マカロニだったっけかなぁ?(語尾上がる)」

 「なんですか?・・・そのアロマ二というのは」

 「なんでしたっけ、旦那ぁー!」

 「うるせーな、大声上げんじゃねぇ!みんな吃驚してるじゃねぇか!! ・・・ったく、アロマテラピーみたいな面ぁしやがって!!」 〔どんな面だ・・・〕

 「旦那ぁ(語尾はそのまま)・・・また、訳の判らない事を言うー(語尾上がる)」

 「アロマニじゃねぇーよ! なに言ってんだ! アルマーニだ!アルマーニ!!イタリアの最高級の洋服よ!」

 「ユニクロもアルマーニなんですか~?」

 「あたりめぇだ! ジョルジオ・アルマーニって言やー伊達男の着る洋服よ! そいつの弟だか息子だか知らねぇのがエンポリオ・アルマーニ、その息子か何かがユニクロ・アルマーニよ!!」〔って嘘ばっかり・・・〕

 「そうだったんですか~」

 「おうよ。今日からオメエも伊達男で合コンだ! だからせいぜい気張って買いやがれ!」

 「でも、何買ったらいいんですかねぇ~」

 「なんでー、だらしねぇ野郎だな~伊達男のくせに。 てめえの着るもんくらい、てめえで選べないのかぇ」

 「あ~いや~、伊達男って何がどういう事で、何が良いんだか判らないんですよ~」

 「伊達男っていやーMだ!なんせ野郎の田舎は元伊達藩だから奴に選んで貰え!」

 「伊達男って訛っている人の事なんですか?~・・・それにMさんはセンス悪いから嫌ですよ~」

 「なんだと馬鹿野郎!!俺も大したことないけど、てめえ程じゃねぇぞ!!(語尾上がる)」

 「でもPさんも最近Mさんのせいで、俺も訛ってきたって言ってましたよ~」

 「え~!・・・旦那、どういう事なんすか?(語尾下がる)」

 「いや~、まあ、俺が田舎の親父に電話をしたと思いねぇ」

 「そういや、お袋さんは元気なんすか?・・・う~ん、絶対元気だろうな~、それ以外考えられないもんな~あの人は!!(語尾上がる)」

 「あの猿婆ぁは、いつだって元気だよ! 死んでもウルセーだろうぜ!!・・・なこたぁどうでもいいんだ、俺の話を聞きやがれ!」

 「で、親父が何て言ったと思うねぇー?」

 「さぁー」(二人とも首を捻ってます)

 (Mが手を叩いて)「また別れたのか?・・・ですか?(語尾上がる)」

 「あのな~・・・俺ぁ一文無しで、娘が3人もいるんだぞ!!そのうちまだ2人はこれから嫁にやらんといかんのだ!!ケツの毛まで毟られて、逆さに振っても鼻血も出ねーんだよ・・・これで別れたらどうなると思う? 相手はアメリカ人だよー、まして、軍人の娘だよ~ 今度は頭の皮剥がされて、原爆落とされるぞ!!」

 「インディアンじゃないっつ~の!」(二人揃って)

 「でも、ショックだったぜ、俺は・・・」

 「あっ、それで親父さんに何て言われたんですか?~」

 「今、お前何処にいるんだ? 東北か? なんか言葉が変だ、訛ってるぞ!ってよ~」

 「どういうことですか?~」(二人揃って)

 「お前らと喋ってると、訛りがうつるんだよー!!」

 「そんな~、俺たちは訛ってないすよ~」(二人揃って)

 「だから、それが訛ってるんだよ!!・・・語尾がおかしいだろうが!」
 
 「旦那だって北海道じゃないすかー(語尾上がる)」

 「馬鹿野郎!!北海道は訛らないんだよ!!」

 「よく言うっすよ!なまら美味いっしょ・・・なんて言ってるじゃないですか?(語尾上がる)」

 「そのなまらと、訛りは別だろー」

 「そんな事言うんなら姐御に選んでもらいましょうよ、訛ってないし(語尾そのまま)」

 「訳の判らない理屈だが、まぁ、そうだなー、エリ子に選んでもらうかー」

 「姐御、お願いしやす・・・でも、姐御はなんでエリ子さんて言うんすか(語尾上がる)」

 「ワタ~シ、えりざべすダカ~ラ、エリ子トイイマ~ス」

 「う~ん、さすが姐御だ!(語尾上がる)・・・なぁSよ!!」

 「?・・・」〔っていうか~姐御が一番訛ってるんですけど・・・〕


 後日談だが、姉御に見立ててもらったコーディネートで颯爽と合コンに赴いた伊達男S君は、シャツの襟の後ろ側にあるサイズシールをはがし忘れ、合コンの間、ずっと女子たちにM君と呼ばれていたのはここだけの秘密である。


 *一応、Sの為にこの話はフィクションである。と言っておきましょう。
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[ 2011/05/17 21:00 ] 雑想 | TB(0) | CM(4)

P氏の華麗なる日常 6

 P氏が休みの日にくつろいでいると、Mがシャコタン・レクサスでやって来ました。

 (車ん中から叫んでいます)「旦那ー、大変すよ!(語尾を上げる)」

 「なんでぇ、うるせぇなーオメエは! 窓の外から大声上げんじゃねぇよ・・・どっからでもいいから、開いてんとこからとっとと入って来い!!」

 (飛び込んできて)「大変なんすよー!(語尾を上げる)」

 「だから、なんだってぇんだ!慌てふためいて・・・みっともねぇ! また、堂々とフリチンで捕まったのか?」

 「また、何言ってんすか、人の過去を蒸し返して(語尾を下げる)、だから、あれは若気の至りって・・・まさか、付録に書こうってんじゃないでしょうねー、勘弁してくださいよー(語尾を上げる)」

 「だから、付録じゃねぇ、ブログだブログ!」

 「んなこと、どうでもいいんすけど、大変す! 一大事すよ!! Sの野郎、今度20代の娘たちと合コンするらしいっすよ(語尾を上げる)」

 「へー」

 「あれー、旦那、驚かねぇすね(語尾を下げる)」

 「そりゃ、あれだけソープ行ってりゃ、合コンぐらいするだろー。 目ぇ血走らせながらよ!!ハッハハ(と大口を開け高笑)でも、今度は素人だから気ー付けねぇと後が面倒だぜ! あいつは野獣だからな! 責任問題よ!(と腕を組む)」

 「何を心配してるんすか!そんな事は大丈夫すよ、どうせ、駄目だから・・・ 間違ってもそこまではたどり着けないすから!(語尾はそのまま)」

 「そうか、じゃあ、何が大変なんでぇ」

 「旦那ぁ、あいつをあの格好で合コンに行かしていいんすかー。俺らの名折れっすよー(語尾を上げる)」

 「うーん・・・」

 「今時、どこの山の中の田舎行っても、あんな格好してる奴は居ないすよ!(語尾を上げる)」

 「そうだなぁ~」

 (S君は普段、膝が破れたボロボロのジーンズに、皮だかビニールだか判らないような、今時、おじさんでも履かないようなビジネスシューズを履いている。
 シャツはP氏やMなら絶対着ないような・・・否、今時のサラリーマンいえども着ていない、化繊の白いワイシャツである。というか、それしか無いのである。)

 「う~ん・・・アルマーニやエルメスって面じゃないしなー」

 「アロマニやエロメスってなんすか?(語尾を上げる)」

 「服だよ服!・・・まあ、ユニクロくらいにしておいてやるか!」

 「ユニクロ!! 上等すよ!あの野郎には!」

 「じゃあ、これから買いに行くから、1万もってすぐ来いって電話しろ!」

 「判りぁした!(語尾を上げる)」

 ほどなく、髪もボサボサ、例の格好でS君がやって来ます。

 (頭を掻きながら)「あーどーも・・・今日はいったいどういう用で・・・」

 「馬鹿野郎! テメエが合コンだっつーから(語尾を上げる)、わざわざ来ていく服選んでやろうってんだ!(語尾はそのまま)。 旦那も姐御も忙しいのにお付き合い下さるんだー(語尾はそのまま)。 すき焼きくらい奢りやがれ!!(語尾はそのまま)」

 「俺ぁ、鰻が食いてぇなー」

 「ワタシ、ふーたーずッテれすとらん二行キタイデ~ス、てれさ(次女)ガばいとシテルカラネ」 

 「そんなにお金ないですよー」

 「じゃあ、服は無しにして、みんなにラーメンでも奢れー(語尾を上げる)」

 (って、まったく無茶苦茶ですな・・・)

 【つづく】
[ 2011/05/16 21:00 ] 雑想 | TB(0) | CM(0)

P氏の華麗なる日常 5

 またまたS君の登場です。

 「Pさん、ブログに僕のこと書くの止めて下さいよ~」

 「自覚してないだろうが、オメエはすごく面白いキャラクターなんだよ」

 「でも、それはPさんが脚色するからですよ」

 「何言ってんだ! 誰もお前が山形の山ん中から出てきて、就職して貰った最初のボーナスを吉原のソープをハシゴして全部使っちまった、なんて一言も書いてねぇじゃねぇか!」

 「書いてんじゃないですか!!」

 「おう、手がすべっちまったな」

 「だいたい、あれはPさんが、男だったらテメェにテメェで褒美を呉れてやれ! って言うからそうしたんですよー」

 「だからって、ソープはしごしろなんて一言も言ってねぇじゃねぇか! 大体そんなにソープばっかり行ってから、テメエはふやけた面してんだ!馬鹿野郎!!」

 「大きなお世話ですよ! だから、僕じゃなくてMさんのこと書いてくださいよ、あの人の方がいっぱい面白いことがあるじゃないですかー」

 「フリチン事件かぇ?」

 「そうそう、あれあれ、面白いじゃないですかー」

 「あの野郎は訛ってるから駄目だ!」

 「?・・・」

 「訛ってるから文章にするのが面倒臭せぇんだよ!」

 「・・・」

 「そうだな~ あっそうだ! 今日はお前に川越博美のことを教えてやろう!!」

 「誰ですか?その人」

 「あれー、お前知らないの?」

 「あー、いやー・・・」

 「演歌歌手だよ、俺がプロデュースしてる!」

 「えー、そんなこと、いつからやってんですか?」

 「前からだよ」

 「いやー、知らなかった」

 「当たり前だ!誰にも言ってないからな」

 「で、如何なんですか?」

 「全然駄目だなー」

 「いくつなんですか?その人」

 「38だ」

 「うーん、デビューするには遅すぎますねー」

 「一番の難点が、本人にまったくやる気が無えってことよ」

 「あらあら、でも、困るでしょう売れないと、生活が」

 「看護師やってるから大丈夫!」

 「えー、ナースなんですかー! 本当はやる気がないのはPさんなんじゃありませんか?」

 「そんなことは無い。デビュー曲も作ったんだ!」

 「えー、Pさんがですか~」

 「おうよ! 『あの「時の鐘」を鳴らすのはどなた』ってんだ!」

 「どっかで聞いたこと有るような無いような・・・で、どんな曲なんですか?」

 「そんなの和田明子の『あの鐘を鳴らすのはあなた』と同じよ!タイトルだけ換えたんだ」

 「そんな~、パクリじゃないですか、それって! それに、演歌じゃないような気が・・・」

 「まあ、かてぇこと言うなよ」

 「まったく・・・ で、何で『時の鐘』なんですか?」

 「川越に住んでる博美ちゃんだから『時の鐘』よ! 小江戸だよー! 川越は!!」

 「なんか安易な芸名ですね」

 「そうかー、演歌にはピッタリだとおもうがなー」

 「で、どんな人なんですか? その博美さんは」

 「知らない」

 「えぇー!!」

 「会ったことも無い」

 「あー、いやー・・・」

 「かみさんの友達なんだ、川越に住んでる博美ちゃんってぇのは。 苗字はえーっと、忘れちまったなー」

 「その人が何で演歌歌手なんですか?」

 「川越の博美ちゃんって聞いたとたんに閃いたんだ。演歌歌手にピッタリの名前だってよ!」

 「本人はどう思ってるんですか?」

 「さぁ、知らねぇな、なんせ会ったこと話したことも無いからなー」

 「あー、いやー・・・」

 「オメエ!さっきから、アーイーヤー、アーイーヤーって、沖縄民謡の合いの手じゃねぇってんだ! 今度はオメエを歌手にしちまうぞ!!」

 「僕はなんて名前にするんですか?」

 「吉原泡男」

 「止めて下さいよ~」

 「じゃあ、沖縄民謡歌手の喜屋武和士ってぇのはどうだ? 強そうでいいじゃねぇか! 但し、合いの手専門だ!!」

 「だからー! 僕の名前まで書かないでくださいよー!!」


*「この物語はすべてフィクションです。実在の人名・団体とは一切関係ありません」
[ 2011/05/15 09:15 ] 雑想 | TB(0) | CM(4)

P氏の華麗なる日常 4

 この週末は、久しぶりに時間が取れそうなので、ブログを一生懸命更新しようと思います。
 でも、このような駄文で申し訳ありません。

 それでは、P氏の日常の第四コマといきましょう。


 P氏は不良である。

 40年以上も前にVANのボタンダウン・シャツに始めて袖を通して以来、髪型はいろいろと変わったが、ずうっと今まで不良なのである。

 昨今は不良などという人を指す言葉は死語に近くなって、ちょっと斜に構えてるやんちゃな若者はヤンキーなどと言われているが、その昔はツッパリなどと言われていたらしい。

 おや、P氏がまたS君になにやら言っておりますねぇ~

 「俺ぁツッパリじゃなかったよ。 そりゃ、見た目は似てたかもしれねぇが、ツッパリなんてぇのは不良と違うよ! あんなの思春期の熱病みたいなもんさ。 不良てぇのは外見じゃねぇ、生き様だよ。 志しが無いとできねぇもんさ。 大体、その頃の仲間は今は皆大人になって働いてるよ。 自衛官になってイラクに行った奴や、刑事になっちまった奴もいる」

 あんたは大人じゃないのか?

 「ところで、ラジオから流れてきた音楽で、始めてボリュームを上げた曲を覚えてる?」

 この人は話がよく飛ぶのである。

 「エーと、覚えてないです」

 「オメエはそれだからいけねぇ。人生で大事なことだぞ!」

 「俺は中学1年の時に聴いたEddie Cochranの『Jeannie,Jeannie,Jeannie』だったな。 ロカビリーだけど知ってる? プレスリーなんかよりカッコ良かった。 ナンだーこの曲は!って感じだったよ。 今でもその夏のことは忘れられないな。 それまではアグネス・チャンのファンクラブに入っていたくらいのガキだったからな」

 「エーっ?Pさんがですかー?」

 「何か文句でもあるのか?!」

 「いえ、想像もできないので」
 
 大体、このオヤヂがアグネス・チャンの『ひなげしの花』を聴いていた上に、ファンクラブにも入っていたなんて、誰が想像できようか・・・
 まして、サングラスをかけて街を歩けば、たちどころに職質をかけられそうな人である。

 「しかし、無いってことは、困ったなー」

 「どういうことですか?」

 「うーん、最初にボリュームを上げて聴いた曲というのは、思春期の頃の心の状態を表すんだよ。 だからボリュームを上げて無い奴は、ガキからすぐ大人になったてぇことよ。」

 「そんな・・・(極論すぎる。あんたは心理学者か)」

 「つまりなー、俺はエディ・コクランを聴いて心が震えて、ガキから不良になっちまった訳よ。 判らねぇか?それが思春期だよ」

 「では、思春期は不良ということなんですか?」

 「違うよ、 心の状態だよ。 ロックンロールを聴いてボリュームを上げる行為が思春期なんだよ。 まぁ、人それぞれ思春期に入るための行為はいろいろと違うだろうがな」

 「えーと、整理しますと、Pさんはロックンロールを聴くことで思春期に入った訳ですよね。 で、いつ頃までその状態が続いたんですか?」

 「テメェ、人の人生を勝手に整理しやがって!いつ頃迄って、まだ終わって無ェよ!!」

 「?」

 「だから不良なんだよ!!!」


【追加事項】
P氏はいまだにアグネス・チャン後援会に登録しているらしい。

[お願い:P氏の人物像は限りなく筆者に近いですが、架空の人物としてお読み下さい]
[ 2011/05/14 13:15 ] 雑想 | TB(0) | CM(2)

P氏の華麗なる日常 3

 申し訳ありませんが、デジカメと携帯のカメラが故障中で、このような記事でお茶を濁しておりますが、修理が終わるまでしばらくお付き合いください。



 例によってP氏とS君のある日の会話です。

 どうも、仕事のことでS君は落ち込んでいるようです。

「現実って厳しいですね」

「そおか~。 大したこたぁねぇんじゃねぇか!」

「えー、でも、理想と現実は違いますよ」

「馬鹿野郎!、理想と現実は違うんじゃねぇよ!! 理想を追った結果が現実よ。 別々じゃねぇってこった!」

「どういうことですか?」

「つまり、理想てぇのは、今考える将来に対する夢だろ。 現実はその結果だ。 つまり、現実は理想に対しては未来になるな?」

「はい」

「で、お前は今、現実は厳しいと言ったな? でもよ、それは過去の理想の結果である現在を言っているのか? 理想はお仕舞ぇか?」

「いえ、終わってませんよ」

「じゃぁ、理想ってなんだ!」

「こうしたいとか、ああしたいってことですかねー・・・」

「それに対してなんかやったのか?」

「やりましたよー」

「で、どうだったぃ」

「駄目でした。 だから、現実は厳しいんですよ」

「判らねぇなー。 おまえの言う現実って何よ! 理想の前か? それとも後か?」

「後です」

「それが現実か?」

「そうですよ」

「理想とギャップが激しいのか?」

「ええ」

「駄目なのか?」

「はい」

「それがいけねぇな。 ・・・理想ってぇのは追って何ぼのもんだ。 追うの辞めたらお仕舞ぇよ!」

「・・・」

「“キープ・オン・ランニング”ってぇ訳だ。“スペンサー・ディビス・グループ”だ! スティビー・ウィンウッドよ。・・・判るか?」

「いえー・・・」

「そうか、説明するのが面倒くせぇから、まぁいいや!」

「はぁ」

「まだ、わからねぇか? つまり、立ち止まらないで、理想を追いつづけろってこった! ところでオメエは、歩いて太平洋渡ってアメリカへ行けるとおもうか?」

「また、話が飛ぶー! ・・・そんなの無理に決まってるじゃないですかー」

「それが、畜生の浅ましさだ!」

「畜生って・・・」

「いいかー、理論的には十分可能だぞー。 ・・・まず右足でも左足でも、まぁどっちでもいいや。 片足を踏み出すんだ。 そして、その足が沈む前にもう片方を前に出す。 それを繰り返していけば沈む前に西海岸よ! ハリウッドだよ!! 途中で疲れたらハワイに寄って、フラダンスでもすりゃいいんだ、べらぼうめ! そこが気に入ったらアメリカに行かなくてもいいだろ!」

「そんなの無理ですよ。 無茶苦茶だなーPさんは!」

「なんで、無理なんだ! オマエやったことあんのかよ!! 考えても見ろ、誰が裸足でやれっていった。 靴を履くんだよ。沈まねぇ靴をよ!」

「どんな靴ですかー?」

「オメー、頭は胴の上に乗っけてりゃ良いってもんじゃねぇぞー。 ちったぁ使えよ。 ・・・ワインの栓のコルクでも、蒲鉾の板でも何でもいいから、長さ5メーターくらいの靴作りゃいいじゃねぇか!」

「そんなの無理ですよー」

「何が無理なんだ! オメェはさっきから無理無理って、そんなこと言ってんから現実が厳しいんだよ! 理想を追う前から諦めちゃしょうがあるめぇー」

「でもー」

「つまり、理想を追うというのは、歩いて太平洋横断するようにやれってこった。 休んだら駄目なんだ! 沈んじまうからな。 判ったか!!」

「・・・」


 ちなみに、このシリーズは殆ど実話ですが、フィクションとしてお読み下さると幸いです。
[ 2011/05/14 01:45 ] 雑想 | TB(0) | CM(0)
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不良中年
ただし、今流行りのちょいワルオヤヂではない。
ガキのころからの不良である。

そんなオヤヂの時計放談

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